照度・熱中症
FUSO-8758熱中症チェッカー
FUSO-8758
WBGT値の把握で熱中症対策を

特徴

◆WBGT値(熱中症指数)の把握で熱中症対策を行えます。
◆φ40mmの小型黒球を使用し、天候変化に素早く応答します。
◆屋内(IN)と屋外(OUT)の切替もワンタッチで自動演算が可能です。
◆ボタン3つで扱いやすく、キー操作が簡単です。
◆アラーム機能搭載で作業現場の管理に最適です。
◆小型軽量のハンディタイプで、市販のカメラ三脚にも取付けできます。

※本製品は完全に熱中症の発症を防止できる製品ではありません。熱中症の発症は環境条件(湿度、輻射熱、温度)、個人差(年齢、発症歴、体調)や服装など様々な要因があります。熱中症指数をご理解の上、本製品を目安としてお使い下さい。

熱中症

熱中症とは、発汗により体内の水分や塩分(ナトリウムなど)が失われバランスが崩れることによって、体内に熱が溜まり著しく体温が上昇する状態のことです。死に至る可能性のある病態ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。スポーツはもちろん労働作業、屋内でも発生します。

WBGT指数(Wet-Bulb Globe Temperature指数:湿球黒球温度)とは、暑さ指数とも呼ばれ熱中症等を予防するための指標です。人体の熱収支に関わる4つの環境要素(気温、湿度、輻射熱、気流)を取り入れた、人が受ける熱ストレスの指標で、国際基準ISO7243により規定されています。室内で日射のない場合と室外で日射のある場合で計算式が異なります。

仕様

センサ 温度:半導体センサ 湿度:静電容量型センサ
測定範囲/精度 WBGT指数:0~50℃
気温(TA):0~50℃/±1℃
黒球温度(TG):0~80℃/(IN)±2℃ (OUT)±3℃ (at 15℃~40℃)
相対湿度:0~100%RH/±5%(at 20~80%RH)
表示分解能 0.1℃/0.1%RH
機能 WBGT値アラーム設定(20.0~37.2℃)、オート(20分)
使用温度範囲 0~50℃、95%RH以下
電源 単4アルカリ電池×2本
【電池寿命】使用時間約1000時間(アラーム未使用時)
大きさ・重さ 約48(W)×30(D)×250(H)mm 約120g 黒球 φ40mm

WBGTの目安

●労働作業時の目安
作業の強さ 許容温度条件(WBGT値)
RMR~1(極軽作業) 32.5℃
RMR~2(軽作業) 30.5℃
RMR~3(中等度作業) 29.0℃
RMR~4(中等度作業) 27.5℃
RMR~5(重作業) 26.5℃
RMR(エネルギー代謝率)
 「その作業に要するエネルギーは、基礎代謝量に比べると何倍になるか」という数値となる。
●スポーツ時の目安
WBGT(℃)
<参考気温>
熱中症予防のための運動指針
31℃以上
<35℃以上>
運動中止
特別の場合以外は中止する
28℃以上
<31~35℃>
厳重警戒
激しい運動、持久走などは避ける。頻繁に水分補給、休息をとる。体力のない者、暑さに慣れていない者は運動中止
25℃以上
<28~31℃>
警戒
積極的に水分補給、休息をとる。激しい運動では30分おきぐらいに休息。
21℃以上
<24~28℃>
注意
死亡事故が発生するおそれあり。熱中症の兆候に注意し、運動の合間に積極的に水分補給
21℃未満
<24℃まで>
ほぼ安全
熱中症の危険は小さいが適宜水分補給を行う。

カタログ資料

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