コンクリート構造物の調査
特徴
- 電磁誘導法・電磁波レーダ法による鉄筋位置・空洞・巻厚調査
- 超音波法によるひび割れ深さ調査
- 目視調査による劣化診断(ひび割れ、打音調査)
測定装置
試験手順
- 鉄筋位置調査は、配筋状態(鉄筋間隔とかぶり深さ)により最適な測定装置を使用し、調査をします。
- 空洞・巻厚調査は、優れた分解能と多彩な周波数のアンテナを持つSIR3000で調査します。
- ひび割れ深さ調査は、低周波域のセンサでコンクリート中の超音波の減衰を抑制した超音波測定器エルソニックを用いて、測定精度が高く、安定したデータが得られる直角回析波法でひび割れ深さを調査します。
- 目視調査による劣化診断(ひび割れ、打音調査)は、目視による観察・打音検査用ハンマー・クラックスケールを用いて、コンクリート表面の変色・汚れ、びび割れ、浮き、はく離・はく落、鉄筋の露出・腐食・破断を観察・記録します。